ゆとり教育の弊害?(それでも営業ですか?)

ふざけるな

ゆとり教育の弊害?(それでも営業ですか?)

どーも。
はじめましての方、はじめまして。
OZ と申します。
以後お見知り置きの程よろしくお願いいたします。

『ゆとり教育の弊害?(それでも営業ですか?)』

勧誘営業といえば、一昔前ならば思い浮かぶのは新聞や牛乳・乳製品の配達業者による訪問営業が主であったと思います。

ですが、近年では多くの家庭にはパソコンがあり、インターネットに接続されていますので、インターネット回線のインフラ事業者による営業が増えてまいりました。

その勧誘形態は、インターネット広告・チラシ・電話・訪問等様々です。

今回は、実際に私が受けた考えられないような営業電話でのやり取りをご紹介いたします。

【嘘のような本当のやりとり】

若い男
『もしもし~、お宅、インターネットって繋いだりしてますぅ?』

OZ
『どちら様でしょうか?』

若い男
『あっ、力道山の山に、田中角栄の田で山田っす、アハハハハ、、』

OZ
『はぁぁ?』

山田
『チッ、、、だから、力道山の山に、田中角栄の田で山田っす!』

OZ
『、、、、、えーと、山田さんですか、どちらの山田さんでしょうか』

山田
『自己紹介がカミングアウトになるとか、遠い親戚に妖怪がいるとかってディスられてる鳥取出身っす、アハハハハ、、あっ今住んでるとこは鳥取じゃないよ!アハハハハ』

OZ
『あのね、山田さん、そうじゃなくてどちらの会社の方なのかっていうことが訊きたかったんだけど』

山田
『おー、そうっすか、えーと、、N〇T系っす!あっ、大丈夫っす、怪しいヤツじゃないっすよぉ~』

OZ
『だからさ、何々系とかじゃなくて、正式な会社名が訊きたかったんだけど、まあいいや、で?なに?』

山田
『あのね、ネット接続がすっげーお得になるプランの紹介なんだけどね、お宅ってネット接続に今いくらくらい払ってる?』

OZ
『あのさ、山田君、コレって営業の電話なんだよね?』

山田
『うん、そっすよ』

OZ
『ちょっと質問していいかな?君は力道山と田中角栄って知ってるの?』

山田
『知ってるよ~、力道山は昔のアニキャラで、田中角栄は、、、うん、聞いたことはあるよ、アハハハ、、』

OZ
『力道山はアニキャラなんだ、、、因みにウチの電話番号ってどうやって調べたの?』

山田
『順番にテキトーっす!アハハハハハ』

OZ
『、、、テキトーね、、、あのね、さっきも訊いたけどコレって営業の電話なんだよね?』

山田
『うん、そっす』

OZ
『山田君とこの会社では営業の研修とかないの?』

山田
『あるよ、プランの内容とか知らないと説明できないじゃん』

OZ
『うんそうか、じゃあ言わせてもらうね。山田君と私はお友達じゃないよね、君の喋り方は社会人として間違っていると思うし、君とこれ以上話をしてもコチラが気分を害するだけだから切らせていただくね。』

ガチャ!

以上が脚色なしの電話のやりとりです。

私、本当に驚きました。

こんな話し方も知らない人間が営業電話してくるなんて、、、

『力道山の山に田中角栄の田で山田』というくだりは、ちょっとだけ笑ってしまいましたが、本当にコイツは営業するつもりがあるのか?と思いました。

もしバイトだとしても酷すぎます。

これが、ゆとり教育の弊害というものかもしれませんが、、

会社もよくこんな子を雇ったものだと逆に感心させられました。

(因みに、私はゆとり世代の方々の全てを一括りに軽視しているつもりはございませんし、優秀な方も多数おられるであろうことも存じております。)

ゆとりの反面、近年では小・中学校の時分から塾等に通うことが当たり前のような風潮となっていますが、私は不要であると思っています。

大学入試は、高校のレベルによって授業内容に差がありますので、受けられる大学にも影響はするでしょう。

ですが、(公立)高校の入試に義務教育で習っていないような問題が出題されるということは、あってはならないと考えます。

よく、学校の授業だけでは不充分であるとの声を聞くのですが、私はそうは思いません。

もし本当にそうなのであれば、それは学校と親の責任でしょう。

家庭の懐事情が子供の学力に比例すると云われておりますが、それは塾に行けないからではなく、違う要因があると思います。

実際、私も塾には行っておりませんでしたし、子供も行かせておりません。

個人の資質によりますが、塾はあくまでも学校の補足であり、【学校では習わないことを習うこと】を目的として通わせる必要はないと考えます。(※私学を目指すのであれば話は違うかもしれません)

学校の授業についていけているのであれば、問題はないでしょう。

もし授業でわからないことがあるのならば、まずは先生に訊くことです。

それでも解決できず、更に親でも解決できないのであれば、塾という選択肢が無いこともないかもしれません。

とはいえ、知能が飛び抜けて高いギフテッドであり、知識欲を満たすため等であれば、高みを求めるのはアリだと思いますが、そういった優秀な頭脳の持ち主であれば、塾よりも書籍で充分かもしれないのですけれどね。

しかし、大多数の人間は、いわゆる凡人ですので、学業については学校で習うことさえ理解できていれば問題は無いと考えます。

ピアノや習字等、習い事の類については、各家庭の事情と考え方によって、親子共々無理なく出来る範囲でやればよいと思います。

さて、今回ご紹介した電話のやり取りで登場した『山田君』ですが、もしかしたら、フランクなスタンスのトークをウリにしている『ヤリ手』の営業マンなのかもしれませんが、知性も品性も一切感じられませんでしたので、おそらく『天然』なのでしょう。

このようなゆとりの悪影響を受けた若者が、短絡的に振り込み詐欺や詐欺商材商法等に手を染めてしまうのかもしれませんね。

マジメ(?)に働いている山田君は、まだマシな方なのかもしれません。

ゆとり教育導入当時の為政者には、責任を取っていただきたいものです。

とはいえ、ゆとり世代と軽視される若者達も、『時代の被害者』なのです。

もしかしたら、今回ご紹介したやり取りを見ても

『どこがおかしいの?』

と思う若者がいるかもしれません。(山田君はそう思うでしょうし)

これは、ゆとり教育の弊害もあるでしょうけれど、親をはじめとした周囲の大人達にも責任があります。

仕事に忙殺される親が、子供に手間をかける余裕がなく、放任した結果、倫理観の欠如した人間になってしまったということも有り得るでしょう。

そして、そういった自身の状況が好ましくないと認識している方々もおられるのではないでしょうか。

仕事に忙殺される状況から抜け出したいという気持ちや、収入の不安から逃れるため、子供のためとして、副業で収入を得たいと望む方も多数おられると思います。

ですが、そういった時に『誰でも・簡単に・何もしなくても儲かる』と謳う、詐欺まがいの商材やオファーに騙されて、更なる苦境に陥ることだけは回避していただきたいと切に願います。

ではまた。

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当記事の内容は全くの私見であり、主観に基づいた内容になっております。
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